自担が作詞した曲を深読みしました。

アルバム『WESTival』(通常盤)に収録されている『乗り越しラブストーリー』


そうです。私の大好きなしげおかくん(以後表記は「重岡くん」)が作詞しました!(大声)(主張が強い)


この曲がどんな物語を紡いでいるのか、改めて考えまくったのでよかったら読んでください


***


『ガタンゴトン揺れる僕らは

出会い別れまた恋をして

ドンと構えた僕の切符

乗り越しラブストーリー』




重岡くんと照史くんで作詞するはずだったこの曲。

最初に重岡くんが曲を聴いた時、「ガタンゴトン」って電車が思い浮かんだってどこかで見た気がする ...っていうのは置いといて、


舞台は電車。

このフレーズは最後のサビにも出てきますが、最初と最後でちょっとニュアンスが違うのかな?って思いました。


[電車=2人の恋]


こういう風に考えると、この最初のフレーズは、これから訪れる恋を予感しているような感じ

「ドンと構えた僕の切符」は「よし、この電車(恋)に乗ってこの子とと共に歩んでいくぞ!」みたいなイメージが湧きました。


ここから2人のラブストーリーが始まっていくのかな ...?




『「よっ」って言えよはよ

車窓透けた僕赤ら顔

こっち気づいてや

キレイなってる横顔』




電車の中で大好きなあの子を見かけて、「声かけろや俺!」って自分を奮い立たせてる。

顔が赤くなってしまうのは緊張してるから?照れてるから?

キレイなってる ...ってことは元々知り合いなのかな?


久しぶりに見かけた女の子がキレイになっていて、声かけるのに緊張している感じ初々しくてシンプルに可愛い(涙)

気づいてほしいのに気づいてくれない、もどかしさも青春ぽくて素敵です。



『いつだって何だって繋いだ手と手

「めっちゃ幸せ」言うて見つめ合った

目を閉じて思い出ひたっとったけど

ドア開く まだ好きなんだ』




初々しい片思いチックな場面から一転、見事彼女の心をゲットしたようです。(偉いぞ!←)



2人が幸せだった場面を思い出してる様子。

(手を繋いで「めっちゃ幸せ」って重岡くんと見つめ合える世界 ...震える。)


目を閉じて幸せな思い出に浸ってたけれど、ドアが開いてしまう。

この時点で、何らかの理由で彼女と別れなければならないのだと予想させられます。


ドアが開くということは電車から降りなければならないということ。

つまり、この恋が終わりを迎えてしまうということ。


だけど、「まだ好き」だから降りたくない(別れたくない)


おそらくここは彼女に別れを告げられ、彼が思い悩んでいる場面。(完全に別れたというわけではない)


 



『ガタンゴトン揺れる僕らは

いったいどこへ向かってるの

ポケットつまづいた僕の切符

乗り越しラブストーリー』



2人で乗っている電車(2人の恋の行方)はどこへ向かってしまうのだろうという不安。


「つまづいた僕の切符」は前を歩く彼女を追いかけようとするけれど、つまづいて置いていかれてしまう僕の気持ち?


だとすると、彼女は新しい世界に踏み出そうとしてるとか、夢を追いかけているとかそんな風にも捉えられると思います。



つまり、彼女の背中を押してあげたいけど、手放したくないという矛盾を表してるのかな ...



『誕生日にくれた流行りのキャップ

実はサイズ きつい

「私も一緒に使いたくて」

ってエヘヘちゃうで』



別れを告げられてから、幸せな思い出が走馬灯のように浮かんできたんだろうな。

幸せすぎてツライ ...



『怒らせたくて パシャリ寝顔

「もうやめて〜」って僕見つけてギュッ

アダムとイヴも二度見しとったやろ

ドア開く まだ降りないで』


(怒らせたくて、っていうフレーズが重岡くんらしくて、たまらない好き。)


アダムとイヴの解釈がめちゃくちゃ難しい ...


単に自分らイチャイチャしすぎやで。ってこと?


分からない。飛ばしましょう。(諦め早い)


「まだ降りないで」は彼女に対して、まだ離れていかないで。まだ終わりにしないで。って事だと思われます。


『ガタンゴトン揺れる僕らは

きっと笑うため泣いてたの

ポケットでぽけーっと僕の切符

乗り越しラブストーリー』




うーーーん。


「きっと笑うため泣いてたの」


彼女は夢を追いかけるために遠くへ行ってしまう説が有効な気がしてきました。



まだ両思いなんです。

お互いに大好きなのに離れ離れになってしまう。

別れを選ばなきゃいけない。

っていう状況がしっくりくる気がします。


だから、最後は笑顔でさよなら出来るように2人で散々泣いてきたのかな?


着々と遠くへ行く準備を進める彼女に僕の気持ちは置いてきぼりでついていけない。

ぽけーっとしてる僕の切符は置いてきぼりになった僕の気持ち(恋心)かな



『僕を待つ君がもしいたら

どんなに笑えんだろう

本当は知ってた サヨナラだって

君の切符 幸せそう

僕が降りる駅 見えてきたよ』



遠く離れても僕を忘れずに好きでいてくれるのなら、笑顔で見送れたのになぁっていう気持ち。


だけど彼女は「帰ってくるから待ってて」とは言わなかった。


全てを捨てる覚悟で前を向いているのだと思われます。


彼は彼女のそんな強い覚悟を知っていたからこそ、引き止めることなんて出来ないと分かってました。

絶対にサヨナラしなければならないと気付いていました。


「君の切符」は彼女の未来

夢を追いかけることが出来るからこそ幸せそうだと、幸せでいてほしいと願っているんじゃないかな?


「僕が降りる駅 見えてきたよ」が「君が降りる駅」ではないのは、

別れを告げられてから、彼女を送り出すことを躊躇していた僕が、やっと覚悟を決めて、自らこの電車から降りる(この恋を終わらせる)ことに決めたことを表してると思います。



『ガタンゴトン揺れる僕らは

出会い別れまた恋をして

ドンと構えた僕の切符

乗り越しラブストーリー』



ここの「ドンと構えた僕の切符」は

彼女を送り出すことを決めて、それぞれ別々の道を歩んでいく覚悟ができたということかなと思います。


だから最初とはニュアンスが違う気がする!


『揺れる心 行け涙 僕の"愛してる"』



電車を降りて、彼女を見送る彼。


彼女を手放す覚悟ができたはずなのに、いざ離れるとやっぱり苦しくて、やっぱり大好きで。

だけど、応援してるよという気持ちを込めて、なにもかも全部ひっくるめて

「愛してる」なのかなと。




***

長いし、まとまってないし、分かりにくいし!


だけど、これだけは言いたい。

照史くん。


しげおかくんのセンスを認めてくれてありがとう。


胸がきゅっとなるような素敵な曲でした。


2人の歌声が、大好きです。